なかなか相手が自分の要求を受け入れてくれないという場合に、使う事のできる心理学のテクニックがローボール・テクニックというものです。
こんな場面を思い浮かべてください。
あなたが購入したいと持っている商品があります。

例えば、その商品をパソコンという事にしましょう。
そのパソコンは、ある店舗では20万円で販売されている商品です。
しかしAという店舗に行った時に、なんとそのパソコンが12万円で販売されていました。
このような状況に直面した時、人は絶対に購入したいという気持ちになるものです。
ですからほとんどの方は、「このパソコンを購入します」とすぐに答えるでしょう。
まず12万円のパソコンを購入するという店の要求を受け入れてしまったということです。

そのまま12万円で購入するなら、お買い得という事です。
しかしAという店では、次のようなやり取りが続きます。
「ただしこちらのプリンターを購入して頂くことが条件になります」と言われてしまいます。
そのプリンターはなんと10万円もするもので、さらにネットの加入も条件になると説明されます。
しかしすでに一度要求を受け入れていると、その後の要求も受け入れやすくなるという事もあり、ほとんどの人は受け入れていきます。
これを最初に受け入れやすいボールを受け取らせて、その後に新しい要求を突きつけるという、ローボール・テクニックと言います。